工務店・ビルダーの課題を解決するパネル工法大辞典

住宅営業の仕事はきつい?

住宅営業の仕事内容とは?

住宅営業では、具体的にどのような業務をこなしていくことになるのでしょうか。ここでは、いくつかのおもな仕事内容について、それぞれ紹介していきます。

住宅展示場の設営

住宅展示場は、住宅を建築する予定のあるお客さんの多くが、最初に足を運ぶ場所だといえるでしょう。ですから、常に掃除の行き届いた、良いコンディションでお客さんを迎えられるようにしておくことが大切です。あまり魅力的に感じられないような住宅展示場だと、どうしても第一印象が悪くなってしまいます。

見込み客の集客

住宅展示場を訪れたお客さんや問い合わせをしてきたお客さんに対して、電話やメール、訪問などで営業をおこないます。どのようなものを理想像としてイメージしているのかについてヒアリングしたうえで、お客さんの関心が高まるような方法で案内を進めていくのがコツです。

また、場合によっては住まいに関することだけでなく、住まいを建てるための土地さがしなどの相談にのることもあります。柔軟性のある対応が求められます。

商談および成約の獲得

お客さんが住まいの建築について現実的な検討をする段階になったら、商談をスタートさせます。予算や機能性などについて詳細なリクエストをヒアリングしつつ、じっくりと打ち合わせを進めていきます。

成約を取るには、お客さんとの間の信頼関係が欠かせません。お客さん立場に立ち、親身になって対応することが大切です。その上で、購入を決断してもらうためのクロージングをおこないましょう。

施工中のフォロー

成約を取ったあとも、住宅営業の仕事は続きます。施工中におこなうべきフォローとしては、各種の手続きするためのサポートや建築業者との打ち合わせ、施工に関するレポートなどがあげらます。

こちらの営業を通じて、信頼して自社製品の購入を決意してくれたお客さんが不安を感じることのないように、きめこまやかにフォローしていくことが求められます。

住宅引き渡し後のアフターフォロー

住まいの建築が終了したら、引き渡しとなります。ここまでが住宅営業が担当する仕事内容です。ただ、ちかごろでは、他社との差別化をはかる目的で、引き渡し後にも無償での点検サービスなどのフォローを継続する会社もみられます。

そういった手厚いアフターフォローを提供することで、お客さんからのさらなる信頼を得やすくなります。そのことがきっかけとなって、見込み客を紹介してくれる可能性が生まれるかもしれません。

住宅営業がきついと言われる理由とは?

仕事内容がきついと言われるのは、住宅営業には次に紹介するような要素があるからだと考えられます。

長時間労働

住宅営業は、個人のお客さんを相手に営業活動をするのが一般的です。お客さんも会社勤めをしているので、営業活動をおこなうのは、実際には勤務時間後になる場合が多いです。

そうなると、トータルとしての拘束時間が長くなりやすいのです。これは営業職全般に共通している問題であり、住宅営業も例外ではないということになります。

ノルマが厳しい

他分野の営業職と比較しても、住宅営業はノルマが厳しい部類に属しているといえます。大手のハウスメーカーであれば月1棟あるいは3か月で2棟のノルマを課しているところも多いようです。

ノルマを達成できないと、上司から叱られたりするなど、さまざまなプレッシャーを感じる状態に追い込まれることもあるようです。そのため、離職率も高く、入社から3年を待たずに半数以上が辞めていく会社も少なくありません。

参照元:JAIC
(https://www.jaic-college.jp/useful/u-65130/#i-4)

成績が悪ければ年収が下がる

営業成績によって収入が大きく変動する職種です。基本給自体は設定されている場合が多いですが、その額は低いです。そのため、好成績をあげてインセンティブ部分を大きくすれば収入もグッと増えることになります。ですが、その逆の場合には、収入がとても少なくなってしまう可能性があるわけです。

ハウスメーカー営業がきついときの対処法

迅速なレスポンスを心がける

お客さんのスケジュール上の都合などで、朝や夜の時間帯にメールなどの連絡がくることもあります。そういった時間帯であってもできるだけスピーディーに返信・対応することが大切です。お客さんが受ける印象も良いですし、他社への流出も防ぎやすくなります。

情報収集を行う

取り扱っている商品に関する知識をしっかりと深めておくようにしましょう。そうしないと、お客さんから質問や相談を受けてもわかりやすい説明ができず、頼りないと思われてしまいます。

他社との差別化を図る

他社にはない付加価値を創出することによっても、契約を取りやすくなります。例えば、パネル工法であれば、部材や樹種を自由に選択できるようにしておくことで、自社のオリジナルブランドの確立が可能になるとアピールできます。

工務店・ビルダーの課題別に選ぶ!真壁パネル工法メーカー3選

耐力壁の強さを表す「壁倍率」の国土交通省大臣認定を受けている真壁パネル工法の中から、壁倍率の高いパネル工法を取り扱っているメーカーを3社選出。工務店・ビルダーの課題別に、おすすめのパネル工法メーカーを紹介しています(2022年4月1日時点)。

商品信頼性で差別化
個体差のない安定品質
コーチパネル(コーチ株式会社)
コーチ株式会社
画像引用元:コーチ株式会社公式サイト(https://ko-chi.co.jp/ko-chi-panel/)
特徴

ISO9001認定自社工場を保有!
CAD/CAM完全連携にて
複雑な形もオーダーメイドで対応

大臣認定の真壁パネル工法

コーチパネル

コーチパネルについて
公式HPで問い合わせ

TEL:053-580-0111

電話で直接問い合わせ

商品の魅力を体感
耐震実験できる
ショールーム
を用意
プレウォール(ウッドリンク株式会社)
ウッドリンク株式会社
画像引用元:ウッドリンク公式サイト(http://www.woodlink.co.jp/jyutaku_shizai/prewall.html)
特徴

ウッドリンクのショールームにて
施主と一緒に参加できる
耐震性比較実験を月2回開催

大臣認定の真壁パネル工法

プレウォール

プレウォールについて
公式HPで問い合わせ

TEL:0766-84-4477

電話で直接問い合わせ

限られたコストで施工
シンプル設計な
規格パネル
を利用
タフボード((株)ビスダックジャパン)
株式会社ビスダックジャパン
画像引用元:ビスダックジャパン公式サイト(https://www.visdac.co.jp/product/tough-board/tough-board/)
特徴

断熱材別売・規格サイズの
超シンプル設計により
導入しやすい低価格帯を実現

大臣認定の真壁パネル工法

タフボード

タフボードについて
公式HPで問い合わせ

TEL:072-361-8880

電話で直接問い合わせ

調査対象:Googleにて「パネル工法 製造」「木造 パネル工法 製造」「構造体 パネル 販売」でそれぞれ検索。上位50位に公式サイトがランクインしていたパネル工法メーカー(計22社)。
選出基準:国土交通省大臣認定を取得しているパネル工法のうち、壁倍率の高い製品を取り扱っている上位3社(壁倍率の平均値が高い順に掲載)。
調査期間:2022年4月1日
※当メディアでは「工場で一部施工を済ませたパネルを販売している会社」をパネル工法メーカーとして取り上げています。
※壁倍率の数値はパネルのサイズや住宅の仕様によって変動するため、あくまでも参考情報としてお役立てください。