工務店・ビルダーの課題を解決するパネル工法大辞典

CLTパネル工法とは?

CLTとは?

CLTの正式名称はCross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー:直交集成板)。ひき板を繊維方向が直交する(縦・横で交互に重ねる)ように積層・接着した大版パネルのことです。複数のひき板を重ねて接着するため、厚くて高強度なのが特徴。

RC造より軽量でありながら、強固で頑丈な建築物を短工期で施工できるところが魅力です。

CLTパネル工法の種類

CLTを使用する工法は大きく2種類に分けられ、建物の仕様によってどちらを選択すべきか変わってきます。

壁式CLTパネル工法

壁式工法+CLTパネル工法は、壁式のPC造のように、CLTを壁・床・屋根に使用する工法。地震や風による水平力だけでなく、柱と同じように鉛直荷重を支える機能を壁(CLT)が果たします

そのため、共同住宅やホテル、寮や福祉施設など、柱よりも壁が多い建物の施工に向いています。

壁が少ない建物の場合、CLTが鉛直荷重を支えられなくなる可能性があるため、壁式ではなく「軸組工法+CLTパネル工法」を選ぶと良いでしょう。

軸組CLTパネル工法

軸組工法+CLTパネル工法は、壁の少ない開放的な空間を実現できるのが特徴。工場で生産したCLTパネル、柱、梁などをクレーンで吊り上げながら組み合わせていきます。鉛直荷重は柱が支えるため、壁の量を必要最小限に減らせるのが特徴。

戸建て住宅、事務所や店舗などの施工に用いられているほか、数10m~100mスパンの建築物(学校等)にも利用されています。

工場生産の真壁パネル工法との違い

CLTパネル工法は、頑丈かつ大規模な建物を建築するうえで非常に重宝しますが、真壁パネル工法に比べると大版で重いため、クレーンで吊り上げて施工する必要があります。

一般の木造住宅施工において、生産性向上・品質安定を目指すなら工場生産の真壁パネル工法がおすすめ。クレーンのスペースや搬入経路を確保できる大規模木造建築において、強度向上・工期短縮を狙う場合はCLTを選択すると良いでしょう。

当サイトでは、パネル工法の中でも簡単施工×高耐震をかなえる真壁パネル工法を特集。
おすすめの真壁パネル工法メーカー3社を紹介していますので、ぜひご参考にしてください。

真壁パネル工法メーカー3選を見る

工務店・ビルダーの課題別に選ぶ!真壁パネル工法メーカー3選

耐力壁の強さを表す「壁倍率」の国土交通省大臣認定を受けている真壁パネル工法の中から、壁倍率の高いパネル工法を取り扱っているメーカーを3社選出。工務店・ビルダーの課題別に、おすすめのパネル工法メーカーを紹介しています(2022年4月1日時点)。

商品信頼性で差別化
個体差のない安定品質
コーチパネル(コーチ株式会社)
コーチ株式会社
画像引用元:コーチ株式会社公式サイト(https://ko-chi.co.jp/ko-chi-panel/)
特徴

ISO9001認定自社工場を保有!
CAD/CAM完全連携にて
複雑な形もオーダーメイドで対応

大臣認定の真壁パネル工法

コーチパネル

コーチパネルについて
公式HPで問い合わせ

TEL:053-580-0111

電話で直接問い合わせ

商品の魅力を体感
耐震実験できる
ショールーム
を用意
プレウォール(ウッドリンク株式会社)
ウッドリンク株式会社
画像引用元:ウッドリンク公式サイト(http://www.woodlink.co.jp/jyutaku_shizai/prewall.html)
特徴

ウッドリンクのショールームにて
施主と一緒に参加できる
耐震性比較実験を月2回開催

大臣認定の真壁パネル工法

プレウォール

プレウォールについて
公式HPで問い合わせ

TEL:0766-84-4477

電話で直接問い合わせ

限られたコストで施工
シンプル設計な
規格パネル
を利用
タフボード((株)ビスダックジャパン)
株式会社ビスダックジャパン
画像引用元:ビスダックジャパン公式サイト(https://www.visdac.co.jp/product/tough-board/tough-board/)
特徴

断熱材別売・規格サイズの
超シンプル設計により
導入しやすい低価格帯を実現

大臣認定の真壁パネル工法

タフボード

タフボードについて
公式HPで問い合わせ

TEL:072-361-8880

電話で直接問い合わせ

調査対象:Googleにて「パネル工法 製造」「木造 パネル工法 製造」「構造体 パネル 販売」でそれぞれ検索。上位50位に公式サイトがランクインしていたパネル工法メーカー(計22社)。
選出基準:国土交通省大臣認定を取得しているパネル工法のうち、壁倍率の高い製品を取り扱っている上位3社(壁倍率の平均値が高い順に掲載)。
調査期間:2022年4月1日
※当メディアでは「工場で一部施工を済ませたパネルを販売している会社」をパネル工法メーカーとして取り上げています。
※壁倍率の数値はパネルのサイズや住宅の仕様によって変動するため、あくまでも参考情報としてお役立てください。