株式会社FPコーポレーションのFPパネルは、独自のウレタンパネルを使用した壁・床・屋根に使える断熱材です。高温多湿の日本では快適に過ごせる期間が1年で数ヶ月しかないことから、年間を通して快適な環境を保てる住まいをつくろうとFPパネルが開発されました。
FPパネルは優れた断熱性・気密性・遮熱性を持ち、まるで魔法瓶のような住まいを叶えることが可能。夏は涼しく、冬は暖かいため、株式会社FPコーポレーションが目指していた日本のどこに住んでいても快適な暮らしを実現しています。
株式会社FPコーポレーションのFPパネルには、屋根・壁・床に使える3つの製品が用意されています。
屋根用のFP遮断パネルにはアルミ遮熱シートを採用し、屋根からの幅遮熱や蓄熱を大幅にカット。太陽熱が気にならないため、屋根に近い小屋裏スペースも有効に活用できます。
壁用のFPウレタン断熱パネルには高い断熱性能を持つ硬質ウレタンフォームが使用されており、優れた耐水性・耐久性を実現。床用のFP床パネルは、パネルとウレタンの一体型になっているのが特徴です。強度に優れているので荷重によるたわみの心配がないほか、ウレタンの高い断熱性と保温性で床下からの冷気・湿気のシャットアウトを叶えています。
これらのパネルを住まいに備えることで、家のどこにいても1年中快適に過ごせる住環境を実現できるというわけです。
また、株式会社FPコーポレーションでは、水や湿気に強い高耐久の証として、FPパネルに50年の無結露保証を設けています。
株式会社FPコーポレーションは、工務店の技術力・営業力アップを目指す「FPの家」グループを運営している会社です。決算報告や面接などの入会審査をクリアした「FP会員」を対象として、営業研修会やFP技術研修会、性能講習会などを開催しています。また、パネル工法「FPパネル」に関しても、FP会員を対象として限定販売しているのが特徴です。
FPパネルの種類としては、屋根用のFP遮断パネル、壁用のFPウレタン断熱パネル、床用のFB床パネルをラインナップ。壁用のFPウレタン断熱パネルは、職人の技能に依存しない施工性の高さと躯体性能が評価され、公益財団法人日本デザイン振興会が主催するGOOD DESIGN AWARDにて、2020年度グッドデザイン賞を受賞しています。
FPパネルは、寒さに厳しい北海道で1985年に誕生したパネル工法です。使用している断熱材は硬質ウレタンフォーム。熱伝導率は0.024W/mKと低いため、室内の熱を家の外に逃がさない温かな家を実現します。耐力面材や筋交いはついておらず、枠材と硬質ウレタンフォームで構成されているのが特徴です。
硬質ウレタンフォームの強度・劣化・寿命を知るため、様々な試験を行い、経年劣化が少ない高強度なウレタン断熱パネルの開発に成功。壁倍率は国土交通省の大臣認定(2.1倍)を取得しています。
また、環境負荷軽減を目的として、発泡剤を水発泡にしてノンフロン化した「プラチナFPパネル」もFP会員限定で販売しています。
株式会社FPコーポレーションは、FP会員限定販売品のほか、一般販売品も多数ラインナップしています。真壁パネル工法の「ヘビーウォール」、大壁パネル工法の「イーパネQ」、屋根断熱パネル「HIPルーフ」、リフォーム用ボード「RE+ボード」などの商品はFP会員以外も購入できるため、まずはそちらを試して、よりFPパネルが気になった方はFP会員の申し込みをすると良いでしょう。
また、「FPの家」グループ活動で培ったノウハウを活かし、オリジナル製品やOEM製品の開発を全国対応で行っています。ヘビーウォールを始めとする一般販売製品をベースしているので、開発費はかかりません。9か所の営業所と4か所の自社工場でパネル工法の製造・販売をサポートしています。
断熱性や耐水性などが高いことで知られるFPウレタン断熱パネルは、耐久性にも優れている建材です。FPウレタン断熱パネル自体が持つその耐久性や強度が、建物の構造と一体化されることで、耐震性アップにつながります。
つまり、この建材を使って建築をすれば、断熱性を高めるための施行と耐震性を高めるための施行とを同時に実施することができるわけです。本来であれば別々におこなう必要のある施工をまとめて進められるため、建築工事にかかる時間を短縮することも可能になります。
参照元:株式会社FPコーポレーション公式HP
(https://www.fpcorp.co.jp/products/fppanel/)
FPコーポレーション株式会社が運営する全国ネットワーク「FPの家」グループは、地域の特徴を活かした家づくり研究として、各種研修会や講習会など積極的な活動を行っています。工務店やビルダー同士の交流から学べることも多いため、情報収集をしたり、周りに相談したりすれば、技術力・営業力アップに活かせるでしょう。
株式会社FPコーポレーションの他にも、当メディアでは国土交通省の大臣認定を取得しているおすすめのパネル工法メーカーを厳選し、解決できる工務店・ビルダーの営業課題別に紹介しています。パネル工法の導入を検討して現状の営業課題を解決したいと考えている方は、参考にしてみてください。
工務店が加盟するメリットとして私自身が感じているのは、FP工法による高気密・高断熱の本物の住まいづくりを軸に、独自の提案を加えて徹底的に差別化を図れることです。また、もうひとつ重要なこととして地域の工務店が持続する経営を目指すために、「FPの家」グループの持つ組織力や加盟工務店同士の交流を通じて、営業的な成功事例を直に学べることです。自社の知恵や経験だけでは、限界がありますからね。
在来工法しかやらないと決めていた大工の私が「FPの家」にほれ込んだ理由は、在来工法の良さをそのままに、高い性能を出せること、それが数値で証明できることです。とにかく勉強が好きなグループで、これほど真剣に勉強し、成果を気軽に教え合うグループなんて他にはないでしょうね。
FPの家がめっちゃ良かったです。もともとは他の建築会社さんともお話はしましたが、他の会社と比べて結露や性能・換気設備等にすごい共感して決めさせてもらいました。旦那なんて服着たくない位な感じで住んでますね!!
株式会社FPコーポレーションは、国際標準の環境マネジメントシステム規格(ISO14001)を取得している自社工場を北海道・岩手・岐阜・佐賀に展開しており、FPパネルを生産しています。ウレタンを始めとする原料やプレス機などの設備は品質管理を徹底。完成したパネルは、邸別配送や一括倉庫納入、時間指定など要望に合わせて配送しています。FPパネル導入後は、全国に9か所ある支店で、製品の提案や施工のアドバイスなどを受けることが可能です。
会社名 | 株式会社FPコーポレーション |
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問い合わせ先 | 011-751-5339 |
公式サイトURL | https://www.fpcorp.co.jp/ |
電話受付時間 | 記載なし(定休日:記載なし) |
本社所在地 | 北海道札幌市東区北42条東15-1-1 栄町ビル |
耐力壁の強さを表す「壁倍率」の国土交通省大臣認定を受けている真壁パネル工法の中から、壁倍率の高いパネル工法を取り扱っているメーカーを3社選出。工務店・ビルダーの課題別に、おすすめのパネル工法メーカーを紹介しています(2022年4月1日時点)。
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