工務店・ビルダーの課題を解決するパネル工法大辞典

自由度の高いパネル工法の見極め方

自由度の高いパネル工法を見極めるには、パネル工法の種類について知ることが大切です。工場生産のパネル工法は、大きく3つの種類(大型パネル工法・大壁パネル工法・真壁パネル工法)に分けられます。それぞれの特徴を知り、間取りや施工の自由度が高いパネル工法について知っていきましょう。

パネル工法の種類別にみる
自由度の違い

大壁パネル工法

大壁パネル工法

大壁パネル工法とは、工場生産したパネルを柱や梁に釘打ちする工法です。間柱の使用本数が少ないぶんコストを抑えられるのが大壁パネル工法のメリット。

デメリットは、現場で釘打ち作業を行う必要があるため、大工の技術によって品質が左右されやすい点。取付作業は外側からしかできない点などが挙げられます。

真壁パネル工法

真壁パネル工法

真壁パネル工法とは、工場生産したパネルを柱の間に嵌め込む工法です。耐力面材に断熱材・間柱・枠材を取り付ける作業を工場で完結させるため、安定した品質を維持しやすいメリットがあります。また、パネルの取り付け作業を外側と内側のどちらからでも対応できるのも魅力です。

デメリットは、製造・販売している会社が限られる点です。

大型パネル工法

大型パネル工法

大型パネルは、壁一面の構造を一体化したパネルをクレーンで吊り上げて組み立てる⼯法です。工場にて、造材や耐力面材、間柱、断熱材、サッシ、一時防水までの作業を工場で完結するため、現場の作業負担や工期を大幅に削減できるメリットがあります。

デメリットはパネルのサイズが大きくて重いため、搬入経路等の制限があること。壁一面の構造を一体化しているぶん、間取りの自由度が低い点などが挙げられます。

自由度を重視するなら
真壁パネル工法がおすすめ

自由度の高いパネル工法を導入したいと考えているなら、柱の間に嵌め込むだけの簡単施工で、外側と内側のどちらからでも取り付けられる「真壁パネル工法」を選ぶのがおすすめ。柱の間に嵌め込む仕様で、基本的に1人でも持ち運びできるサイズとなっているため、施工しやすいと言えるでしょう。搬入経路等の制限もありません。

当サイトでは、パネル工法の中でも簡単施工×高耐震をかなえる真壁パネル工法を特集。
おすすめの真壁パネル工法メーカー3社を紹介していますので、ぜひご参考にしてください。

真壁パネル工法メーカー3選を見る

真壁パネル工法に対応している
大臣認定のパネル工法メーカー

真壁パネル工法を提供しているメーカーの中から、国土交通省より壁倍率(強度)の大臣認定を受けているパネル工法を取り扱っているメーカーを取り上げて紹介しています。

株式会社LIXIL

スーパーウォール
画像引用元:株式会社LIXIL(https://www.lixil.co.jp/lineup/construction_method/sw/product/panel01/)
  • パネル工法名:軸組SWパネル(スーパーウォールパネル)
  • パネル工法名:真壁パネル工法
  • 耐力面材:構造用パーティクルボード
  • 断熱材:硬質ウレタンフォーム
  • 壁倍率:5.0(認定番号:FRM-0423/FRM-0424/FRM-0145/FRM-0146/FRM-0018/FRM-0004/FRM-0005)
参照元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0423(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=644694)参照元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0424(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=644695)参照元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0145(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=633406)参照元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0146(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=633407)参照元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0018(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=633275)参照元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0004(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=633261)参照元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0005(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=633262)

建築材料・住宅設備機器を取り扱う大手企業。寒さが厳しい北海道仕様のパネル工法・軸組SWパネル(スーパーウォールパネル)を開発・提供しています。壁パネルは、断熱材の厚みが異なる3つの仕様(65mm・85mm・100mm)をラインナップ。導入するには、株式会社LIXILの運営するフランチャイズに加盟する必要があります。

軸組SWパネル(スーパーウォールパネル)の評判

家が線路脇に建っているので、電車が通るたびに騒音で家族の声が聞こえなくなり、会話がストップ。(中略)そんな悩みが続いていましたが、20年前にスーパーウォールで建替えてからは、電車の音がかなり軽減され、自分も両親も、食事がゆっくりできるようになりました。

パネル工法メーカーの情報

公式サイトURL https://www.lixil.com/jp/
問い合わせ先 03-3638-8111
電話受付時間 記載なし(定休日:記載なし)
本社所在地 東京都江東区大島2-1-1

株式会社LIXILの
真壁パネル工法の詳細

株式会社ハウスギア

  • パネル工法名:kitotetuパネル
  • パネル工法の種類:真壁パネル工法
  • 耐力面材:高耐食めっき鋼板「ZAM®」
  • 断熱材:カネライトフォーム「スーパーE-3®」
  • 壁倍率:4.2~5.0(認定番号:FRM-0301/FRM-0302/FRM-0092)

木材の加工・販売事業を手掛ける株式会社トーアの本社・長岡工場と業務提携して、鋼板と木材を組み合わせた「kitotetsuパネル」を共同開発しています。柱の間にすっぽりと納まる真壁仕様で、高耐食めっき鋼板「ZAM®」を使用しているのが特徴。腐食しづらく、粘り強い性質があります。

kitotetuパネルの評判

kitotetuパネルの評判はweb上では見つかりませんでした。(2024年4月5日時点)

パネル工法メーカーの情報

公式サイトURL https://www.house-gear.net/index.html
問い合わせ先 04-7170-6200
電話受付時間 記載なし(定休日:記載なし)
本社所在地 東京都杉並区成田西

株式会社ハウスギアの
真壁パネル工法の詳細

コーチ株式会社

  • パネル工法名:コーチパネル
  • パネル工法の種類:真壁パネル工法
  • 耐力面材:MDF、PB、構造用LVL
  • 断熱材:フェノールフォーム
  • 壁倍率:4.1~4.8(認定番号:FRM-0517/FRM-0518/FRM-0519/FRM-0636)

国土交通省の大臣認定を取得している、地震に強い真壁仕様の工場生産パネル工法(コーチパネル)を製造・販売している会社。国際基準の品質管理規格「ISO9001」認定工場を自社で保有しています。CAD・CAM連携により、複雑な形にもオーダーメイドで対応。ヒューマンエラーとは無縁の安定した品質を実現しています。

コーチパネルの評判

お客様には非常に分かりやすく性能面の訴求が出来るようになりました。また、現場監督からも、上棟後すぐに外囲いができることでの天候に対する安心感が以前の軸組み工法とは断然違う点や、協力業者さんや職人さんからも導入直後から「魔法の工法みたいだ。」と言った高評価をいただいています。

パネル工法メーカーの情報

公式サイトURL http://www.ko-chi.co.jp/
問い合わせ先 053-580-0111
電話受付時間 9:00~18:00(定休日:土・日・祝)
本社所在地 静岡県浜松市天竜区春野町宮川1879

コーチ株式会社の
真壁パネル工法の詳細

ウッドリンク株式会社

  • パネル工法名:プレウォール
  • パネル工法の種類:真壁パネル工法
  • 耐力面材:記載なし
  • 断熱材:フェノールフォーム
  • 壁倍率:3.7~5.0(認定番号:FRM-0539/FRM-0540/FRM-0452/FRM-0453/FRM-0449/FRM-0450/FRM-0451/FRM-0448)
引用元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0539(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=663724)引用元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0540(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=663725)引用元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0452(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=653115)引用元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0453(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=653116)引用元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0449(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=653112)引用元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0450(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=653113)引用元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0451(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=653114)引用元:国土交通省建築指導課指導・一般社団法人建築性能基準推進協会「大臣認定の検索システム」認定情報詳細FRM-0448(https://www.seinokyo.jp/ninteidb/pub/details/?d=653111)

住宅資材向けの木材・建材や住設販売会社。国産材製材だけでなく、北洋材製材もおこなっています。木を中心に絆を結ぶことをモットーに、自然と環境、暮らしに貢献。専用工場ですべて一体化するプレウォールで耐震性・断熱性を高めつつ、現場の負担とコストを削減します。

プレウォールパネルの評判

プレウォールパネルの評判はweb上では見つかりませんでした。(2024年4月5日時点)

パネル工法メーカーの情報

公式サイトURL http://www.woodlink.co.jp/
問い合わせ先 0766-84-4477
電話受付時間 10:00~16:00(定休日:記載なし)
本社所在地 富山県射水市寺塚原415

ウッドリンク株式会社の
真壁パネル工法の詳細

株式会社ビスダックジャパン

タフボード
画像引用元:株式会社ビスダックジャパン(https://www.visdac.co.jp/product/tough-board/tough-board/)
  • パネル工法名:タフボード
  • パネル工法の種類:真壁パネル工法
  • 耐力面材:構造用合板(針葉樹)
  • 断熱材:別売
  • 壁倍率:4.5(認定番号:FRM-0321)

一般建築事業部(株式会社アクト)にて、規格化された「タフボード」を製造・販売しています。断熱材別売りのシンプル設計で、低価格帯を実現。柱の間に嵌め込むだけで取り付けられる真壁仕様となっています。また、タフボードを利用した大壁パネル工法「木質軸枠パネル構法」も提供しているのが特徴です。

タフボードの評判

タフボードの評判はweb上では見つかりませんでした。(2024年4月5日時点)

パネル工法メーカーの情報

公式サイトURL https://www.visdac.co.jp/
問い合わせ先 072-361-8880
電話受付時間 記載なし(定休日:記載なし)
本社所在地 大阪府堺市美原区平尾2392

株式会社ビスダックジャパンの
真壁パネル工法の詳細

ウエキハウス株式会社

プレウォールパネル
画像引用元:ウエキハウス株式会社(https://www.uekihouse.co.jp/product/panel.html)
  • パネル工法名:プレウォールパネル
  • パネル工法の種類:真壁パネル工法
  • 耐力面材:構造用合板9mm
  • 断熱材:スタイロフォーム
  • 壁倍率:2.9~4.2(認定番号:FRM-0505/FRM-0506/FRM-0507)

一般建築・官庁物件を中心に請け負っている建築会社。在来工法・金物工法・パネル工法・通気胴縁・越後杉などの資材を取り扱っています。自社開発のプレウォールパネルで、結露や地震に強く、外気温に左右されにくい家を実現します。

プレウォールパネルの評判

プレウォールパネルの評判はweb上では見つかりませんでした。(2024年4月5日時点)

パネル工法メーカーの情報

公式サイトURL https://www.uekihouse.co.jp/
問い合わせ先 0257-21-4521
電話受付時間 記載なし(定休日:記載なし)
本社所在地 新潟県柏崎市安田田尻工業団地7560-2

ウエキハウス株式会社の
真壁パネル工法の詳細

株式会社FPコーポレーション

  • パネル工法名:FPパネル(FPウレタン断熱パネル)
  • パネル工法の種類:真壁パネル工法
  • 耐力面材:記載なし
  • 断熱材:硬質ウレタンフォーム
  • 壁倍率:2.1(FRM-0532)

工務店の技術力・営業力アップを目指す「FPの家」グループを運営しており、FP会員を対象として真壁仕様の工場生産パネル工法「FPパネル」を販売しています。そのほか、一般販売製品の住宅用パネル「ヘビーウォール」をはじめ、FP会員以外も購入できる商品を展開しているのが特徴です。

FPパネルの評判

エアコンはリビングの1台のみほぼ24h稼働で、氷点下を記録した日も設定温度は20~22℃で十分過ごせました。FPの保温性のすばらしさを実感しました。

パネル工法メーカーの情報

公式サイトURL https://www.fpcorp.co.jp/
問い合わせ先 011-751-5339
電話受付時間 記載なし(定休日:記載なし)
本社所在地 北海道札幌市東区北42条東15-1-1 栄町ビル

株式会社FPコーポレーションの
真壁パネル工法の詳細

工務店・ビルダーの課題別に選ぶ!真壁パネル工法メーカー3選

耐力壁の強さを表す「壁倍率」の国土交通省大臣認定を受けている真壁パネル工法の中から、壁倍率の高いパネル工法を取り扱っているメーカーを3社選出。工務店・ビルダーの課題別に、おすすめのパネル工法メーカーを紹介しています(2022年4月1日時点)。

商品信頼性で差別化
個体差のない安定品質
コーチパネル(コーチ株式会社)
コーチ株式会社
画像引用元:コーチ株式会社公式サイト(https://ko-chi.co.jp/ko-chi-panel/)
特徴

ISO9001認定自社工場を保有!
CAD/CAM完全連携にて
複雑な形もオーダーメイドで対応

大臣認定の真壁パネル工法

コーチパネル

コーチパネルについて
公式HPで問い合わせ

TEL:053-580-0111

電話で直接問い合わせ

商品の魅力を体感
耐震実験できる
ショールーム
を用意
プレウォール(ウッドリンク株式会社)
ウッドリンク株式会社
画像引用元:ウッドリンク公式サイト(http://www.woodlink.co.jp/jyutaku_shizai/prewall.html)
特徴

ウッドリンクのショールームにて
施主と一緒に参加できる
耐震性比較実験を月2回開催

大臣認定の真壁パネル工法

プレウォール

プレウォールについて
公式HPで問い合わせ

TEL:0766-84-4477

電話で直接問い合わせ

限られたコストで施工
シンプル設計な
規格パネル
を利用
タフボード((株)ビスダックジャパン)
株式会社ビスダックジャパン
画像引用元:ビスダックジャパン公式サイト(https://www.visdac.co.jp/product/tough-board/tough-board/)
特徴

断熱材別売・規格サイズの
超シンプル設計により
導入しやすい低価格帯を実現

大臣認定の真壁パネル工法

タフボード

タフボードについて
公式HPで問い合わせ

TEL:072-361-8880

電話で直接問い合わせ

調査対象:Googleにて「パネル工法 製造」「木造 パネル工法 製造」「構造体 パネル 販売」でそれぞれ検索。上位50位に公式サイトがランクインしていたパネル工法メーカー(計22社)。
選出基準:国土交通省大臣認定を取得しているパネル工法のうち、壁倍率の高い製品を取り扱っている上位3社(壁倍率の平均値が高い順に掲載)。
調査期間:2022年4月1日
※当メディアでは「工場で一部施工を済ませたパネルを販売している会社」をパネル工法メーカーとして取り上げています。
※壁倍率の数値はパネルのサイズや住宅の仕様によって変動するため、あくまでも参考情報としてお役立てください。